クラウドファンディングにコンサルタントは必要?選び方7つのポイント

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    「クラウドファンディングにコンサルタントは必要なのかな?」
    「依頼した時のメリット、デメリットは何だろう?」

    クラウドファンディングに初めて挑戦される方は、コンサルタントに依頼すべきかどうか、お悩みの方も多いでしょう。

    「依頼したい気持ちは山々だけど、クラファンの手数料とコンサルの手数料を払うと、手元にお金が残らないのでは」と心配される方もいます。

    先に申し上げると、クラウドファンディングにコンサルタントは「すべての方に必須」というわけではありません。なぜなら依頼主の「企業経営の未来」によって必要性が変わってくるからです。

    そこで本記事では「コンサルタントは必要かどうか」について解説。また、コンサルタントは選定の仕方が難しいため「7つのチェックポイント」についても詳しくご説明します。

    この記事を読めば「自分のケースは依頼した方がいいのかどうか」「最適なコンサルタントの選び方」などが理解できるでしょう。

    特に「クラウドファンディングを自社の業績アップに役立てたい」とお考えの方は、その一助となる方法が見つかるはず。ぜひご活用ください。

    堀川 雄一

    合同会社あおに 代表 堀川 雄一

    日本大学芸術学部写真学科卒。博報堂プロダクツREMBRANDT退社後、MORE VISION tokyo腰塚氏に師事し、2009年よりフォトグラファー・レタッチャーとして活動。26歳で30年以上続くオーストリアの雑誌に年間ベスト200の広告フォトグラファーとして選出される。現在は、活動の場を東京から生まれ故郷の奈良に移し、経営理念開発からブランディング、デジタルマーケティング、Web分析まで、中小企業のPR支援を一気通貫で行う。2021年10月、合同会社あおに設立。筆者はMakuakeにおいて約80プロジェクト、支援金総額1.3億円、総支援者数1.7万人超えの実績があります。

    目次

    クラウドファンディングにコンサルタントは必要か?

    冒頭でも申し上げたとおり、クラウドファンディングにコンサルタントは「すべての方に必須」というわけではありません。ただし、クラウドファンディングに不慣れな方が、自分に合ったコンサルタントに出会えれば「実りある結果」を期待できます。

    まずはクラウドファンディングのコンサルタントとはどのような役割を担うのかをご説明しましょう。

    クラウドファンディングのコンサルタントとは

    クラウドファンディングのコンサルタントは、依頼者の相談に乗ったり、課題を見つけて解決策を提案したりするのが主な役割です。

    役割の一部をご紹介しましょう。

    • クラウドファンディングの概要を説明
    • プロジェクト進行のアドバイス
    • プロジェクトページの制作アドバイス

    実際は他にもいろいろあるのですが、どこまでサポートしてくれるかはコンサルタントによって大きく異なります。

    日本ではクラウドファンディング自体の歴史が浅く、「コンサルタント」と名乗る人が急増していることもあり、サポート内容に大きなバラつきがあるからです。そのため、依頼をする際は十分な見極めが必要になります。

    次に「自分に合っているコンサルタント」とはどういうものなのか、もう少し掘り下げてお話ししましょう。

    目的に合ったコンサルタントなら依頼する価値あり

    クラウドファンディングのコンサルタントは「自分に合っているか」すなわち「目的が一致しているか」を見極める必要があります。

    例えば次の2人のコンサルタントなら、あなたはどちらに依頼しますか?

    A氏:クラウドファンディングの取り組みを、その後の事業にいかすことを目的にしている
    B氏:クラウドファンディングの「成功」のみを目的にしている

    上記2人のコンサルタントは目的が違うため、サポート内容も大きく異なります。もしあなたが経営者なら、A氏の「今後の経営に役立つコンサルティング」を希望されるのではないでしょうか。一方、あなたが個人で「クラウドファンディングに挑戦するのは1回限り」というのなら、B氏のコンサルティングでも十分でしょう。

    一般的に「その後の事業にいかすことを目的」とする場合、マーケティング能力も必要となるため、コストも必然的に高くなります。ですから、企業経営者がコスト重視でB氏のようなコンサルタントを選んでしまうと「何のためにクラウドファンディングに取り組んだのか?」という疑問が残る結果に。

    クラウドファンディングサポート費用
    A氏事業後にも活かす高い
    B氏クラウドファンディング単発安い

    このように、クラウドファンディングでコンサルタントを依頼する場合は「目的が一致しているか」「目的に見合った実力があるか」に重点をおいて選ぶべきなのです。

    次に「コンサルタントを依頼するのに適さない」のはどのような方か、確認しておきましょう。

    コンサルタント依頼が向かない方

    冒頭で「クラウドファンディングのコンサルタントはすべての方に必須ではない」とお伝えしました。コンサルタントを必要としないケースの具体例をあげると次のとおり。

    コンサルタント依頼が向かない方
    • クラウドファンディングを熟知している方
    • 個人が1回限り挑戦するケースで、コンサル費用が負担になる場合
    • コンサルタントに依頼すると「お金が増える」と思っている方

    個人で1回限りの挑戦をされる方がコンサルタントを依頼すると、プロジェクトの結果を後々いかす機会がないため、コンサル費用が負担になる場合があります。

    また、コンサルタントに「成功を保証してもらう」「お金もうけさせてもらう」ことを期待するのは誤りです。

    あくまでアドバイスをする立場で、その判断(実行)をするのは依頼者です。コンサルタントを依頼する際は、この点を十分に理解したうえで検討してください。

    それでは「クラウドファンディングのコンサルタントを依頼するのに向いている」のはどのような方でしょうか。

    コンサルタント依頼に向いている方

    クラウドファンディングのコンサルタントを依頼するのに向いている方は次のとおり。

    コンサルタント依頼に向いている方
    • クラウドファンディングの取り組み方がわからない
    • 商品(サービス)に自信はあるが、良さを言語化できない
    • クラウドファンディングを経営にいかす方法がわからない

    上記のような方が、目的を理解した実力のあるコンサルタントに出会えれば、クラウドファンディングによって実りある成果を期待できるでしょう。

    それでは次に、コンサルタントを依頼した場合のメリットとデメリットを解説していきます。

    クラウドファンディングのコンサルタント|メリットとデメリット

    クラウドファンディングのコンサルタントを検討する場合は、まずメリットとデメリットを押さえておきましょう。

    コンサルタントを依頼するメリット

    コンサルタントを依頼するメリットは次のとおり。

    1. クラウドファンディングの現状がわかる
    2. プロジェクトの方向性が明確になる
    3. コツを押さえた効率の良い進め方がわかる
    4. プロジェクトページ作成のノウハウがわかる
    5. クラウドファンディングの可能性を最大限に引き出してくれる

    ※コンサルタントの専門分野によっては、これらのメリットを得られない場合があります(コンサルタントの選び方は後述)。

    では順に解説していきましょう。

    メリット1:クラウドファンディングの現状がわかる

    コンサルタントを依頼するメリットの1つめは「クラウドファンディングの現状が把握できる」こと。日本のクラウドファンディングは今どのような状況にあるのか、を理解したうえで取り組んだ方が成功率は格段に上がります。

    「クラウドファンディングの現状」とは、例えば次のような点です。

    • プロジェクト数が急増している
    • 大半のプロジェクトページは最後まで読まれない

    1日あたりのプロジェクト数は、5年前に比べて約5倍増加しており、それに伴って自分のプロジェクトページにアクセスされる割合も減っています。また、アクセスがあったとしてもなかなか最後まで読んでもらえないのが現実。

    このように、非常に厳しくなっているクラウドファンディングの現状を理解せず安易な気持ちで取り組むと、思うような結果を出せません。

    コンサルタントを依頼すると、クラウドファンディングのバックグラウンドを理解したうえで戦略を練れるメリットがあります。

    メリット2:プロジェクトの方向性が明確になる

    コンサルタントを依頼するメリットの2つめは「プロジェクトの方向性が明確になる」こと。始めてのクラウドファンディングだと目的がブレやすく、行き詰まることが往々にしてあります。

    1人で取り組む場合、よくある悩みは次のとおり。

    • アイデアはあるが、うまく形にできない
    • 先が見えず、自分のやり方が正しいのか不安になってくる
    • 批判を受け、心が折れそうになる
    • 自社の経営に最適な取り組み方がわからない

    始めてクラウドファンディングに取り組む場合は何が「正解」かわからず、戸惑うことが多いものです。そんな時コンサルタントがいれば、目的に応じたゴールをアドバイスしてくれるため、方向性が明確になります。

    企業の場合は、どのように取り組めば自社の経営にいかせるのか経験がないと難しく感じるかもしれません。企業経営に明るいコンサルタントに依頼すれば、貴社にとってベストな取り組み方を一緒に模索してくれるでしょう。

    このように、コンサルタントに依頼すると目的や方向性が明確になるため、自信を持って各作業に取り組めます。

    メリット3:コツを押さえた効率の良い進め方がわかる

    コンサルタントを依頼するメリットの3つめは「コツを押さえた効率の良い進め方がわかる」こと。コンサルタントに依頼すると、次のようなアドバイスを得られます。

    • いつまでに何をすればいいのか
    • その時々で優先してやるべきこと
    • 注意すべき点
    • 効率的に進めるためのコツ

    クラウドファンディングは「やるべきこと」がたくさんあるので、さまざまなタスクを同時進行しなければいけません。慣れていないとスケジュール管理が難しく、満足のいく準備ができない場合も。

    コンサルタントに依頼すると「〇〇は△日までにやってください」と締め切りを提示してくれるので、やることの優先順位がわかり、作業に集中できます。

    また、クラウドファンディングに関する法律や規制は素人には難しいため、これらを熟知しているプロのアドバイスを得られるとスムーズに進められます。

    その他、コンサルタントは効率的に作業を進めるコツを知っているので「〇〇の作業は外注した方が良い」といったアドバイスを得られるのも大きなメリットでしょう。

    このように、コンサルタントを依頼すると効率よく作業を進めるための「優先順位」や「しくみ作り」がわかるため、時短にもつながります。

    メリット4:プロジェクトページ作成のノウハウがわかる

    コンサルタントを依頼するメリットの4つめは「プロジェクトページ作成のノウハウがわかる」こと。魅力あるプロジェクトページの作成は、クラウドファンディングを成功させるために欠かせない作業のひとつです。

    どんなに素晴らしい商品(サービス)であっても、見せ方ひとつで支援者数は大きく違ってくるもの。「思わず支援したくなる」ページ作りには、多くの経験が必要になります。

    ちなみに、プロジェクトページは次のような内容で構成されています。

    • TOPバナー画像の作成
    • TOPバナー画像とともに表示されるタイトル
    • 冒頭の概要文
    • プロジェクト本文
    • 本文中の画像
    • 動画
    • リターン作成

    これらを作成するには1つずつコツがあり、筆者の場合、細部までこだわり抜いて作成しています。素人とプロの違いは「どれだけシンプルに伝えられるか」だと考えています。シンプルに作るほど読者に内容がストレートに伝わり、訴える力が大きくなるからです。

    また、プロジェクトページを最後まで読んでくれる人はたったの2割です(弊社のデータより)。どのようにすればページ文末まで見てもらえるのか、そのノウハウがわかるのも、コンサルタントを依頼する大きなメリットでしょう。

    メリット5:クラウドファンディングの可能性を最大限に引き出してくれる

    コンサルタントを依頼するメリットの5つめは「クラウドファンディングの可能性を最大限に引き出してくれる」こと。

    クラウドファンディングは資金調達だけでなく、マーケティングに活用してこそ大きな価値が生まれます。資金調達のみを目的にすると資金が手に入った段階で目的が達成されてしまい、得られた知見が経営に活用できず無駄になってしまうからです。

    企業がクラウドファンディングに取り組む場合は「プロジェクト終了後に結果をどのように活用するか」を企画段階から考えておくと、今後の経営に大きく役立ちます。

    マーケティングに携わっているコンサルタントなら、貴社の課題解決になる戦略を練り、クラウドファンディングがもたらす可能性を最大限に引き出してくれるでしょう。

    _____

    以上、クラウドファンディングのコンサルタントを依頼した場合に得られるメリットを5つご紹介しました。それでは、コンサルタントを依頼するデメリットは何があるのでしょうか。

    コンサルタントを依頼するデメリット

    コンサルタントを依頼した場合、考えられるデメリットは次の3つ。

    1. 費用が必要
    2. 企業にあった提案をしてくれない場合がある
    3. コンサルタントを入れたからといって成功するわけではない

    それぞれ解説していきます。

    デメリット1:費用が必要

    コンサルタントを依頼した時のデメリット1つめは「費用が必要」になること。料金はコンサルタントによって大きく違うので一概には言えませんが、やはり経験豊かなコンサルタントにはそれなりの費用が必要になるでしょう。

    逆に言うと、格安のコンサルタントはサポート内容をよく確認しないと、期待はずれに終わる可能性があります。

    コンサルタント選びは慎重に行う必要があるため、後述の「コンサルタントの選び方7つ」をぜひ参考にしてください。

    デメリット2:企業に合った提案をしてくれない場合がある

    コンサルタントを依頼した時のデメリット2つめは「企業に合った提案をしてくれない場合がある」こと。特にクラウドファンディングを「経営に役立てたい」とお考えの方は、適切なコンサルタントを選ばないと期待外れに終わる可能性があります。

    クラウドファンディングを「経営に役立てる」というのは、次のようなケースです。

    • 新商品のテストマーケティングとして活用
    • プロモーション戦略として活用
    • 企業や商品のブランディングに役立てる
    • 見込み顧客リストの活用

    このような目的でクラウドファンディングを実施する場合は、コンサルタントの選び方で明暗が分かれるので注意が必要です。

    コンサルタントを依頼する場合は「企業経営」に携わった実績があるかどうか、確認しておく必要があるでしょう。

    デメリット3:コンサルタントを入れたからといって成功するわけではない

    コンサルタントを依頼した時のデメリット3つめは「コンサルタントを入れたからといって成功するわけではない」点です。

    依頼者の中には「コンサルタントに依頼すれば成功を保証してくれる」と勘違いしている方がいますが、前述のとおりコンサルタントは「お金をもうけさせてくれる」存在ではありません。アドバイスを判断し、実行するのは依頼者ですから、この点を十分に理解したうえで検討しましょう。

    もしコンサルタントに依頼してプロジェクトが失敗に終わった場合、経験豊富なコンサルタントなら原因を推測し、親身になって今後に向けてのアドバイスをしてくれるはずです。

    クラウドファンディングもWeb分析と同じく、「仮説検証」「問題発見」「対策立案」です。カイゼン活動が大切です。

    _____

    以上、クラウドファンディングのコンサルタントを依頼した場合のデメリット3つについてご説明しました。次は「コンサルタントの選び方」です。

    コンサルタントの選び方7つのチェックポイント

    コンサルタントを依頼する際は「選び方が重要」だと繰り返し申し上げてきました。そこで、「コンサルタントの選び方7つのチェックポイント」をご紹介します。

    「7つのチェックポイント」は「ネット上で見極める」と「コミュニケーションをとって見極める」の2つに分けています。内容は次のとおり。

    コンサルタントをネット上で見極める
    1. 実績
    2. ストーリーを作る力
    3. 情報発信の内容
    コミュニケーションをとって見極める

    4.データに基づいた傾向を答えられるか
    5.わかりやすい言葉を使用しているか
    6.クラウドファンディングの目的をどう考えるか
    7.企業経営を理解しているか

    以上の7項目について、順に解説していきます。

    ネット上で見極める

    まずは、気になるコンサルタントの情報をネット上で調べてチェックしてみましょう。

    チェック1:実績

    クラウドファンディングのコンサルタントを見極めるチェックポイント1つめは「実績のチェック」です。経験豊富なコンサルタントならネット上に実績を公開しているはずなので、必ずチェックしましょう。

    実績例:弊社「あおに」の場合
    Makuakeにおいて約80プロジェクト、支援金総額1.2億円、総支援者数1.5万人超えの実績があります。
    プロジェクトの立案から制作、クラウドファンディング終了後も活用できる広報戦略を得意としています。
    ※詳細はPDFをご覧ください。

    実績の表記方法は、上記のように件数と資金調達金額が一般的。ただし「実際にどこまで携わっているか」はこの数字だけでは見えてきません。

    参考までに、弊社「あおに」の取り組み事例をご紹介します。

    • 一般企業を中心に、ディレクションから制作、プロジェクト後の経営相談まで一貫して対応
    • 行政からの依頼:中小機構、中小企業団体中央会、商工会、公益財団法人など
    • セミナー講師:行政、Makuakeなど

    上記のような説明がない場合、テンプレート化したアドバイスのみで「実績」としているケースもあるので、できれば内容もチェックしたいところです。実績の裏付けがサイト上に見つからない場合は、サイトから問い合わせて確認してみると良いでしょう。

    その他、コンサルタントの得意分野も要チェックで、例えば次のようなケースです。

    • 投資型クラウドファンディング
    • 輸入商品中心のクラウドファンディング

    上記を得意としているコンサルタントは、経営者が自社商品で購入型クラウドファンディングに取り組むには適さない場合もあるので注意しましょう。

    チェック2:プロジェクトページの構成を作る力

    コンサルタントを見極めるチェックポイント2つめは「プロジェクトページの構成を作る力」。プロジェクトページは成功の可否に大きく影響しますが、これは実際に担当したプロジェクトをチェックしてみないとわかりません。

    公式サイトなどに「制作事例」としてリンクがあればいくつか開いてみて、内容をチェックしてみましょう。おすすめの見方はパッと目を通して、文章や画像が「魅力的かどうか」で判断します。

    この時、商品(サービス)内容ではなく「見せ方」をチェックするのがポイント。「力」のあるコンサルタントが関わっている場合は、プロジェクト内容によって構成を工夫していて、まるで物語を読んでいるようにストーリーに引き込まれていくはずです。

    制作事例は実績があれば公開しているはずなので、ぜひ確認してみてください。

    チェック3:情報発信の内容

    コンサルタントを見極めるチェックポイント3つめは「情報発信の内容」です。公式サイトはもちろん、SNSなども確認しておきましょう。

    クラウドファンディングのコンサルタントは、商品(サービス)の「見せ方」のプロです。公式サイトでは自身を商品に見立てて発信しているので、その内容から「コンサルタントとしての実力」を推し量ることができます。

    逆に、調べても情報が出てこないコンサルタントは「なぜ情報がないのか」を考えて判断しましょう。

    _____

    以上、クラウドファンディングのコンサルタントを「ネット上で見極める」方法をご紹介しました。次はもう1歩踏み込んで「コミュニケーションをとって見極める」方法です。

    コミュニケーションをとって見極める

    ここからは契約前に「初回無料相談」や「問い合わせ」をした時に、コンサルタントを見極める方法です。

    チェック4:データに基づいた傾向を答えられるか

    コンサルタントを見極めるチェックポイント5つめは「データに基づいた傾向を答えられるか」です。実績があるコンサルタントなら、経験則に基づいたデータを持っているはずです。

    質問例
    • 募集開始1週間で目標金額を30%達成していた場合、成功率はどのくらいですか?
    • リターンの数と成功率は相関関係がありますか?
    • 画像の数や動画の有無は成功率にどのように影響しますか?

    上記質問について統計データの確認はこちら

    判断基準は「自身の経験やデータに基づいた回答かどうか」や「誠実に向き合ってくれているか」であり、数値の誤差は問題にしなくて大丈夫です。話をそらせたり態度が高圧的になったりといった、質問から逃げるそぶりを感じたらそのコンサルタントの依頼は見送った方が賢明でしょう。

    余談ですが、これらの質問は「コンサルタントを見極める」ための1つの手段であり、プロジェクト実施後に定量的な評価(データに基づく評価)しかしないコンサルタントは、逆に経験不足が心配されます。

    クラウドファンディングは支援や応援といった感情に訴えるプラットフォームなので、プロジェクトの制作時はデータより「感情」にフォーカスした方が、読者の心を動かしやすいからです。

    チェック5:わかりやすい言葉を使用しているか

    コンサルタントを見極めるチェックポイント6つめは「わかりやすい言葉を使用しているか」です。今後二人三脚でプロジェクトを進めていくにあたり「共通の言語」は必須になります。

    依頼者を思いやる気持ちがあれば、わかりやすい言葉を使って理解しやすいよう気遣ってくれるはず。業界用語を多用して「詳しい人」アピールが強いコンサルタントは、用心した方がいいでしょう。

    プロジェクトを制作するにあたり、優秀なコンサルタントなら依頼者の考えを掘り下げ、引き出す努力を惜しまないものです。コミュニケーション能力や「思いやり度」をチェックする意味でも「わかりやすい言葉」で説明をしてくれるかどうかを1つの指標にしてください。

    チェック6:クラウドファンディングをどのように捉えているか

    クラウドファンディングのコンサルタントを見極めるチェックポイント6つめは「クラウドファンディングをどのように捉えているか?」です。クラウドファンディングで大事なことは一般に「信用」や「評価」「共感」とされています。

    どれが正解というわけではなく、「クラウドファンディングをどのように捉えているか」を聞くことによってコンサルタントの考えを知り、クラウドファンディングに対する姿勢を感じ取れます。

    具体的には、クラウドファンディングを「単なる資金調達手段」とか「集客装置」だと考えているコンサルタントは、表面的なことしか理解していないと判断して間違いないでしょう。

    ちなみに筆者が考えるクラウドファンディングの大事なことは「資金調達」の観点で見れば「信用」ですが、マーケティングやプロモーションを軸に考えると、その限りではないと考えています。

    例えば「信用のない人」がプロジェクトをきっかけに「信用を作り出す」ことも可能だからです。何を目的とし、どのように捉えるかによって、クラウドファンディングの大事なことは変わります。

    チェック7:企業経営を理解しているか

    クラウドファンディングのコンサルタントを見極めるチェックポイント、最後は「企業経営を理解しているか」です。本記事では、コンサルタントを依頼する際「企業経営をわかっているか」がポイントとなる旨を何度もお話ししてきました。

    なぜなら、クラウドファンディングは経営戦略における戦術の1つでしかないからです。経営に関する知識(依頼者との共通言語)がないとお互いに理解が深まらず、良いプロジェクトにするのは難しくなります。

    依頼者は経営の「課題解決」を目的にしているのに、コンサルタントが「資金調達」に目的をすりかえてしまうことも。

    チェック方法としては、コンサルタントとやり取りをする中で「企業経営に活用できるクラウドファンディングをしたい」と伝えてみましょう。その返答で経営の知識があるかどうかがわかるはずです。

    依頼者の最終目的が「経営状態を良くしたい」場合、コンサルタントが「企業経営を理解しているか」は、プロジェクト終了後の満足度に大きく影響します。

    不安がある場合は、クラウドファンディングをどのようにして経営に活かすのか質問してみても良いかもしれません。数名のコンサルタントと連絡を取り、比較してみると違いがよくわかるでしょう。

    クラウドファンディングにコンサルタントは必要?のまとめ

    本記事ではクラウドファンディングのコンサルタントが必要かどうか、お悩みの方のために「コンサルタントの必要性」「メリット・デメリット」「コンサルタントの選び方」について徹底解説しました。

    コンサルタント選びはクラウドファンディングが成功するかどうか、しいては「企業経営の未来」に関わってくる重要な選択です。コンサルタントを依頼するかどうかを含め、面倒でも慎重に判断されることをおすすめします。

    クラウドファンディングは資金調達だけでなく、マーケティングツールとして活用すると大変コストパフォーマンスが良く、得られるものの大きさは想像以上です。そして、その効果を最大限に発揮するためにコンサルタントは存在しています。

    『合同会社あおに』ではクラウドファンディングを実行したい方のためのサポートもおこなっております。サービス内容やお見積もりなど、お問い合わせメールフォームからお気軽にご相談ください。

    もっと知りたい方はこちらをお読みください。

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