クラウドファンディングで資金調達に成功する!サイト徹底比較【2021年版】

    「クラウドファンディングで資金を調達しようと思うけど、初めてでどうしたらいいのかわからない」
    「自社に合ったクラウドファンディングのサイトはどれだろう」
    「仕組みもわからないし活用したいけど、手数料などの経費はいくら?」

    悩んでいる人

    初めてクラウドファンディングに挑戦しようとする時、リスクも考え何もかもが不安ですよね。
    近年クラウドファンディング市場の成長が注目されたり、よく聞くようになった言葉ですが、周囲に詳しい人がいることは、まだ少ないのではないでしょうか。
    また、クラウドファンディングを展開できるサイトはたくさん存在しますが、それぞれに特色があり、選択を間違えると思ったような成果をあげられないこともあります。

    そこでこの記事では、「あなたにとってどのクラウドファンディングサイトが良いのか」を自分で探せるように、初心者におすすめの3種類の国内サイトをわかりやすく、徹底比較しながら、選び方のコツやノウハウをお伝えしていきます。

    クラウドファンディングを始める前に、正しい選び方やチェックすべき項目を確認して、今後の事業展開の可能性に役立てていきましょう。

    堀川 雄一

    HOLIGON 堀川 雄一

    日本大学芸術学部写真学科卒。博報堂プロダクツREMBRANDT退社後、MORE VISION tokyo腰塚氏に師事し、2009年よりフォトグラファー・レタッチャーとして活動。26歳で30年以上続くオーストリアの雑誌に年間ベスト200の広告フォトグラファーとして選出される。現在は、活動の場を東京から生まれ故郷の奈良に移し、経営とPR戦略を両軸にクリエイティブディレクション及びクリエイティブコンサルティングとして活動。また中小企業の広告写真や映像制作、クラウドファンディングの総合ディレクションを行う。筆者はMakuakeにおいて約70プロジェクト、支援金総額1.2億円、総支援者数1.5万人超えの実績があります。

    目次

    クラウドファンディングサイトの比較をする前に

    クラウドファンディングサイトの比較をする前に、まずは「クラウドファンディングとは何か」について簡単に理解しておきましょう。

    クラウドファンディング

    クラウドファンディングとは?

    クラウドファンディングとは、インターネットを使用した仕組みによる「クラウド(群衆)ファンディング(資金調達)サービスのサイト上で不特定多数の支援者を募り、返礼品を送ること」です。

    クラウドファンディングの市場規模は6年で約20倍に成長しており、銀行からの融資に頼らない資金調達として注目されました。またこの業界には大きく分けて「投資型」「寄付型」「購入型」の3つの種類があります。

    • 「投資型」…分配金や株式などの金銭的なリターンが設定されている
    • 「寄付型」…通常公益性の高いプロジェクトでモノなどのリターンがない
    • 「購入型」…金銭以外のモノやサービスを受け取れる

    投資家による融資型ファンドや資産運用、不動産、ソーシャルレンディングなどもありますが、特殊な型なのでここでは扱いません

    一般的によく見かけるのは「購入型」のクラウドファンディングです。
    プロジェクトを実行したい初心者におすすめの型もこちらです。

    クラウドファンディング仕組み

    なぜなら、投資型に関しては専門的知識が必要かつ審査がとても厳しく、寄付型の方は実行者によほどの権威性がない限り支援が集まりにくいからです。
    どちらも初心者が成功するには高いハードルがあり、特別な場合以外はおすすめできません。

    購入型クラウドファンディングは初心者の方でも参入するリスクが少なく、最近では、資金調達だけではなく、テストマーケティングやPR、ブランディング活動の1つとしてビジネスに取り入れられています。

    クラウドファンディングの用語

    以下は、クラウドファンディングにとてもよく出てくる用語です。基礎知識として頭に入れておきましょう。

    プロジェクト

    クラウドファンディングで支援を募る計画全体のこと。

    実行者

    プロジェクトを実行する人。クラウドファンディングで出資を募る人。

    支援者

    プロジェクトを支援する人。クラウドファンディングに出資する人。

    リターン(品)

    クラウドファンディングで購入できるモノのこと。返礼品。

    All-in方式

    目標金額を達成しなくてもプロジェクトは実施、リターンを返す。

    All-or-Nothing方式

    目標額に達しなければ支援金は返金。リターンなし。

    クラウドファンディングのプロジェクト実行手順

    クラウドファンディングを始めたいと思ったとき、どのような手順でプロジェクトを開始するか、簡単な流れはだいたい次のようなものです。

    1. クラウドファンディングのプラットフォームに問い合わせ
    2. 問い合わせ時に簡単なプロジェクトシートを作成
    3. シートの内容から合否の連絡(*1)
    4. 合格した場合、キュレーターとオンライン面談
    5. プロジェクト作成開始
    6. 初稿
    7. キュレーターが内容を確認、修正提案
    8. 修正したものを再度提出
    9. 法務部の審査
    10. 問題がなければ掲載開始

    *1:Makuakeの場合

    どのサイトでもほぼ同じような行程です。
    最初の問い合わせフォームにはプロジェクトの詳しい内容を記入する必要があります。事前にできるだけ詳しい計画を立ててまとめておくと、その後がスムーズですし、有意義な助言ももらいやすくなります。

    クラウドファンディングのやり方については別の記事にまとめています。

    【厳選3種】クラウドファンディングサイト比較一覧表

    crowdfunding

    日本国内において、クラウドファンディングサイトは一時期100以上あったと言われており、現在も50くらいは検索ですぐに見つけることができます。しかし、「初心者にとって使いやすく資金調達がしやすいサイト」という視点で選ぶと、そうたくさんはありません。

    当ブログ(あおにメディア)では、以下の3つのサイトがこの条件に最も合っていると考えています。

    次の項目では、実際に3つのサイトの比較とそれぞれの特徴をまとめましたので、クラウドファンディングサイト選びの際の参考にしてください。

    必須チェック項目の比較一覧表

    サイト名主な実行者ジャンル利用者数アプリ手数料
    Makuake法人が多い新製品151万人あり20%
    Campfire個人・法人想い117万人あり17%
    GREEN FUNDING法人が多い出版・ガジェット34.3万人なし20%
    あおにメディアが選ぶクラウドファンディングサイト比較

    会員登録数は2019年12月現在

    プロジェクト成功率や成立後の入金速度(支援金額から手数料を引かれた金額の送金)など、ほかにも余裕があれば知っておくといい情報もありますが、まずはこの5つを事前に確認するといいでしょう。これらは比較検討するサイトが違っても必ずチェックすべき項目です。

    ちなみに、アプリは支援者向けのものですが、特有の手軽さとPR効果によってより多くの支援者の目に止まることが期待できるので、アプリ運用があるサイトの方が、さらに初心者向けと言えるかもしれません。

    3つのサイトの特徴

    当ブログ(『あおにメディア』)が初心者にもおすすめできると考える、Makuake、Campfire、GREEN FUNDINGといった3つのサイトの特徴をまとめました。詳しく見ると、この3つにも違いがあることに気づくでしょう。

    自分のプロジェクトが成功できるのはどのサイトか、最適なプラットフォームを見つけることは、プロジェクトを実施する上で大きな利益になります。各プラットフォームの強みを考えながら確認してみてください。

    Makuakeの特徴

    makuake

    生まれるべきものが生まれ

    広がるべきものが広がり

    残るべきものが残る世界の実現

    マクアケが実現したいこと

    マクアケが実現したいこと

    ・企業や個人事業主の実行者が多い。
    ・購入型のみで、「世の中に発表・流通していないもの」を扱う。(Makuakeガバメントを除く)
    ・1つのプロジェクトに対し一人の専属スタッフがつき、サポート体制が充実している。
    ・行政とも連携しており、工芸品の取り扱いもある。
    ・実店舗での展示が可能。(審査あり)
    ・独自の「Makuakeアナリティクス」でアクセス解析ができる。
    ・親会社はサイバーエージェント。Amebaブログなどグループ全体での宣伝効果もある。

    デメリットとしては、手数料が比較的高めであることが挙げられます。

    Campfireの特徴

    campfire

    一人でも多く一円でも多く、

    想いとお金がめぐる世界をつくる。

    Campfireのミッション

    Campfireのミッション

    ・企業含め個人も多い(有名人・インフルエンサーなど)。
    ・上記により、ライト層の支援者にとって最もなじみのあるサイト。
    ・審査はMakuakeよりも通りやすい印象。
    ・「スタッフに相談」という無料の相談フォームがある。
    ・プロダクトは多岐に渡るが、アート系、社会貢献系も多い。
    ・10種のブランドがあり、目的に合ったサイトを選べる。
    ・支援すると楽天ポイントが付与される。

    デメリットとしては、知名度の低い実行者のプロジェクトは埋もれてしまいがちになることが挙げられます。

    GREEN FUNDINGの特徴

    greenfunding

    未来を企画する会社

    gREEN FUNDING運営会社のビジョン

    gREEN FUNDING運営会社のビジョン

    ・法人が多い。
    ・出版関係、CD、DVDが多い印象。支援にTポイント利用可。
    ・場合によっては実店舗(TSUTAYA)でのプロモーション可能。
    ・メディアと連携したマーケティング支援も期待できる。
    ・All-or-Nothing方式のみ。
    ・「パートナー」という料金がプランある。
    ・CCCグループ(TAUTAYA、蔦屋書店)が運営。
    ・アプリなし。

    デメリットとしては、Makuake、Campfieより利用者が少なく、アプリがないことが挙げられます。

    【プロ目線】クラウドファンディングサイトを選ぶための必須チェック項目3つ

    ここで、『AONI』でクラウドファンディングの支援事業を手掛けているスタッフが、クラウドファンディングサイトを選ぶときの必須のチェック項目を3つ、プロ目線で選んでみました。
    それぞれに個性豊かなクラウドファンディングサービスですが、最低限これだけは必ず確認したい項目です。

    得意ジャンル

    まずは、そのサイトの得意とするジャンル、多く扱っているジャンルをチェックしましょう。

    たとえば、食品関連を多く扱っているサイトに最新のAIロボットなどを展開しても、支援者の興味を引くのは難しいのではないでしょうか。プロジェクトのページを開いてさえもらえないかもしれません。支援の輪を広げるためには、自社製品と同じジャンルに興味がある支援者が多いサイトを選ぶことはとても重要です。

    個人と法人、どちらの実行者が多いかも合わせて確認しましょう。サイトによって、どちらが使いやすいか、支援を集めやすいのかの違いがあります。

    会員数

    次に、会員数をチェックしましょう。

    興味や関心があるかどうかは重要ですが、そもそもの会員数が少ないとサイト内で知ってもらえるチャンスが減ってしまい、目標達成は難しくなってしまうでしょう。

    サイト上にはっきりとした会員数がないサイトもありますが、その場合は運営会社(親会社)を確認しましょう。信用のある大手が運営しているサイトは会員数も多い傾向がありますし、実行者と支援者の双方が、安心してプロジェクトに向き合えるという側面もあります。
    加えて、関連事業での宣伝やSNSの運用が活発であれば、サイト外からの集客も望めます。

    手数料

    最後に手数料を必ずチェックしましょう。

    ほとんどの場合、クラウドファンディングサイトでは手数料がかかります。
    たとえば手数料が20%の場合、100万円の支援金を集めても手元に残るのは80万円です。それを資金にしてリターン品を準備することになりますし、発送の費用も念頭に入れておかなければなりません。

    プロジェクトを始める前に、必要な経費はすべてきちんと把握して、しっかりとした計画を立てておきましょう。

    個性的なクラウドファンディングサイト

    初心者が安心して使える安定したサイトとして3つを取り上げましたが、クラウドファンディングのサイトにはより個性的なものもあります。

    FAAVO(Campfire関連):特定の地域を活性化させたい方向け。
    TOKYO DESIGN COMMIT:ファッション特化、伊勢丹×装苑が運営。
    muevo:音楽特化。

    特殊なプロジェクトを計画する場合には、それに特化されたサイトがないかを探して、比較検討してみてもよいのではないでしょうか。

    ただし最近ではプラットフォームはあるものの、サイトが動いていないクラウドファンディングも存在します。プラットフォームを選ぶ場合はしっかり確認することをオススメいたします。

    クラウドファンディングの支援者の目線を意識する

    クラウドファンディングのプロジェクトを成功させるためには、「支援者側の目線」を意識することも大切です。

    支援する側が知りたい情報とはなんでしょうか。
    どのような準備をすれば、プロジェクトページを見てもらえるでしょうか。

    例えば、名の通った会社が運営しているサイトのプロジェクトなら安心して支援できるかもしれません。
    外部のウェブサイトやSNSで身元を確認でき、制作の様子をこまめに追うこともできれば、応援したい気持ちが高まるかもしれません。
    視覚に訴える写真が貼られており、読みやすい説明文がついていると、その気がなかったものでも支援を検討するかもしれません。

    このような意識を持って計画を立てることで、より魅力的なプロジェクトを作り上げることができるはずです。

    支援者の目線については、以下の記事も参考になります。

    クラウドファンディングサイトの比較まとめ

    まとめ

    ここまで、実際に3つのサイトを取り上げて、クラウドファンディングサイトの比較のコツをお伝えしてきました。

    特に重要なチェック項目は以下の3つです。

    • 得意ジャンル
    • 会員数
    • 手数料

    何を重視した分野なのか。クラウドファンディング後のビジネス展開はどのようにしているのか。プロジェクト実績が多ければその分情報も多いので、気になることはしっかり調べてプラットフォームに問い合わせするのも大切です。

    また、特にクラウドファンディングに慣れないうちは、上記をクリアした上で、丁寧なサポートがつくサイトをおすすめします。より魅力的なプロジェクトページを作るための助言を得ながら、マーケティングや広報、デザインなどの知識をプロから学べる、という側面もあるからです。

    せっかく経費をかけるのですから、その後の事業展開に生かせるものはないか、受け身にならずに積極的に学んでいきましょう。

    最後になりますが、当ブログ(『あおにメディア』)の一番のおすすめはMakuakeです。
    その一番の理由は、「クラウドファンディングの楽しみを最初から感じやすいサイトだから」です。

    Makuakeは、プロダクトのジャンルに力を入れている上に登録している会員数が多いので、初心者のプロジェクトにも反応が集まりやすくなっています。
    実際に『AONI』でクラウドファンディングの支援を行っているスタッフによりますと、Campfireで実施した案件よりも良い結果を出すことができているそうです(Makuakeにて70以上のプロジェクトを実施し、1億以上の資金調達に成功、平均達成率は593%)。

    ただし、手厚いサポートが受けられるだけあって、クラウドファンディングの中でも手数料が高めであることはデメリットと言えます。

    どのサイトにも特徴があり、メリットとデメリットもそれぞれです。この記事で紹介した比較のコツも生かしながら、あなたとあなたのプロジェクトにとって一番良いサイトを選びましょう。

    当ブログ(『あおにメディア』)では、夢を持つ個人や企業の方向けに、ご自身でクラウドファンディングに取り組むための役立つ情報を随時発信しております。よろしければ他の記事もぜひご覧ください。

    この記事が気に入ったら
    フォローしてね!

    • URL Copied!
    目次
    閉じる