【2024年最新】クラウドファンディングサイトをタイプ別に徹底比較!おすすめサイトは?

    site-comparison

    「クラウドファンディングにはどんな種類があるんだろう?」
    「どうやってプラットフォームを選べばいいのかな?」
    「おすすめのクラウドファンディングサイトを一覧で比較したい!」

    新しい資金調達方法として注目を浴びているクラウドファンディング。市場規模の拡大に伴い、プラットフォームの種類も目的に合わせて多様化しています。

    しかし、プラットフォームが多すぎて、自分に適したサイトの選び方がわからずにお悩みの方も多いのではないでしょうか。

    そこでこの記事では「サイトを比較する際のポイント」を解説したうえで、おすすめのクラウドファンディングサイトを5タイプに分けて紹介していきます。

    1. 購入型と寄付型
    2. 融資(貸付)型
    3. 不動産投資型
    4. 株式投資型
    5. ファンド(事業投資)型

    クラウドファンディングを初めて利用する方のために「資金調達の仕組み」などの基礎知識も説明しています。起案者と支援者のどちらにも参考になるように解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

    記事構成・監修
    • 2014年から
      クラウドファンディングページを制作
    • 携わったプロジェクト数は約90PJ
    • ご相談件数は約290件以上
    • 累計支援金総額1.4億円、総支援者数1.8万人
    合同会社あおに 堀川です

    クラウドファンディングに挑戦
    記事に迷ったら上から順にお読みください

    1. クラウドファンディングの意味とは?【保存版】基本用語もわかりやすく解説
    2. クラウドファンディングの仕組みとは?を簡単に解説!
    3. 融資とクラウドファンディングの違い!知っておくべき資金調達
    4. 寄付型クラウドファンディングと寄付の違いとは?それぞれの特徴を分かりやすく解説
    5. クラウドファンディング市場規模!国内調査
    6. クラウドファンディングサイトのおすすめは?
    7. クラウドファンディングサイトをタイプ別に徹底比較!おすすめサイトは?
    8. クラウドファンディングのメリットとは!【必見】失敗しないコツ7つ
    9. クラウドファンディングのデメリットを最小限にする方法とは?【徹底解説】
    10. クラウドファンディングは難しい?意味を理解しないと失敗する理由
    11. クラウドファンディングの成功例!プロジェクトを達成する極意
    12. クラウドファンディングのやり方とは?始め方のコツを10の方法で解説
    13. クラウドファンディングにコンサルタントは必要?選び方7つのポイント
    14. クラウドファンディング代行は依頼するべき?費用やサポート内容をチェック
    15. クラウドファンディングをビジネスで活用【注目】成功事例をまじえて解説!
    16. クラウドファンディングの見返りを学ぼう!タイプ別の仕組みから注意点まで
    17. クラウドファンディングのリターン(お返し)の相場は?ポイントを解説
    18. クラウドファンディングのリターンなしとは?【寄付型の実行&支援
    19. クラウドファンディングで商品を購入する方法【簡単・安全】
    20. クラウドファンディングの成功率を高める!失敗例から施策まで解説!
    21. クラウドファンディングページ作成!読みたくなる3つのコツ
    22. クラウドファンディングが達成しなかったら?【プロが教える】5つのリスクへの備え方
    23. クラウドファンディングでトラブルを回避するための基礎知識と具体事例
    24. クラウドファンディングで確定申告は必要?
    目次

    クラウドファンディングサイト一覧を比較するための基礎知識

    クラウドファンディングの仕組みを上手に活用すれば、自身の夢や新しい企業活動への挑戦を実現できます。

    サイト一覧で比較する前に、まずはクラウドファンディングの基礎知識を理解しておきましょう。

    資金調達の仕組み

    一般的に「資金調達」といえば、銀行など金融機関からの借入(融資)やベンチャーキャピタルなどからの出資があげられます。

    一方、クラウドファンディングはこれらの資金調達方法とは異なり、起案者と支援者によって構成されているのが特徴です。

    • 起案者:クラウドファンディングを立ち上げる人のこと。実行者とも呼ばれる
    • 支援者:プロジェクトを応援する人のこと

    クラウドファンディングは誰でも挑戦できるのが大きな魅力です。

    通常の融資とは異なり資金調達のハードルが低いため、スモールビジネスやテストマーケティング、社会貢献事業なども手軽に始められます。

    投資タイプの種類

    クラウドファンディングは大きく「非投資型」と「投資型」のカテゴリに分かれており、この2つは仕組みが若干異なります。「非投資型」に分類されるクラウドファンディングは以下の2種類です。

    1. 購入型
    2. 寄付型

    日本でクラウドファンディングといえば、一般的に「購入型」を指します。支援金のリターンとして、商品やサービスを得られるのが特徴です。

    「寄付型」は被災地支援など社会貢献を目的にしたプロジェクトが多く、主に非営利団体が起案者として利用しています。

    一方、「投資型」に分類されるクラウドファンディングは以下の4種類です。

    1. 融資(貸付)型
    2. 不動産投資型
    3. 株式投資型
    4. ファンド(事業投資)型

    「投資型」はリターンとして現金や株式の分配があるのが特徴です。

    クラウドファンディングサイト一覧を比較する際のポイント

    多くのクラウドファンディングサイトから自分の目的に合ったサイトを見つけ出すには、比較するためのポイントを押さえておく必要があります。

    比較ポイントは起案者側と支援者側で異なるため、ここでは分けて解説します。

    起案者側のポイント

    起案者側がクラウドファンディングサイトを比較する際に、注目すべきポイントは以下の3点です。

    • 資金調達の実績
    • 手数料
    • 得意分野

    資金調達の実績が多く手数料の安いプラットフォームを選ぶと、無理なくプロジェクトを開始できるでしょう。

    支援者側のポイント

    支援者側がクラウドファンディングサイトを比較するときは、次の3点に注目して選んでみてください。

    • 成約実績
    • 手数料
    • 投資額

    成約実績が多く手数料が低いプラットフォームは、赤字になるリスクを低減できる利点があります。

    また、投資型のクラウドファンディングを利用する場合は、最低投資額も重要なポイントになるので確認しておきましょう。

    購入型・寄付型クラウドファンディングサイトの比較一覧

    購入型と寄付型は、クラウドファンディングのなかでも人気が高いタイプです。サイトの数が多いので、比較するのを負担に感じている方も多いでしょう。

    そこでここからは、購入型・寄付型のサイト一覧についてわかりやすく紹介していきます。

    プラットフォームの情報は2024年1月に弊社独自で調べたものです。最新情報は各プラットフォームでご確認ください。なお、起案者の手数料がプラン別で異なる場合は価格の安いほうを記載しています。

    CAMPFIRE

    CAMPFIRE(キャンプファイヤー)は、国内最大級のクラウドファンディングサイトです。購入型および寄付型に対応しており、幅広いジャンルをカバーしているのが特徴。

    CAMPFIREグループは、ジャンルに特化したクラウドファンディングサイトも運営しています。

    1. BOOSTER(主にエンタテインメント関連に特化)
    2. machi-ya(主にデジタル家電などガジェットに特化)
    3. Good Morning(社会問題解決・社会貢献に特化)
    4. CAMPFIRE Creation(クリエイター発案の商品に特化)
    5. CAMPFIREふるさと納税(ふるさと納税に特化)

    ※上記1~3は、利用方法や手数料がCAMPFIREとは異なります。

    種類購入型・寄付型
    手数料起案者:17%(決済手数料込、税別)
    支援者:支援金額1万円未満¥250(税込)、1万円以上2.5%(税込)
    成約資金総額700億円超
    累計プロジェクト数75,000件以上

    Makuake

    Makuake(マクアケ)は、サイバーエージェントの子会社である株式会社マクアケが運営するクラウドファンディングサイトです。

    一部、自治体と連携した寄付型(ふるさと納税型)のサービスも展開しています。

    CAMPFIREに次ぐ国内大手のクラウドファンディングサイトで、オールジャンルのプロジェクトが実行されています。親会社がサイバーエージェントのため、強い集客力が特徴です。

    種類購入型・寄付型
    手数料起案者:20%(決済手数料込、税込)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数26,000件以上

    READYFOR

    READYFOR(レディーフォー)は、日本で初めてクラウドファンディングのサービスを開始したサイトです。

    累計で20,000件を超えるプロジェクトと、200億円を超える支援金実績がある国内最大手のプラットフォームです。

    地域創生や社会貢献ジャンルに強く、国際協力や医療・福祉、教育や街づくりなどのカテゴリが充実しています。

    種類購入型・寄付型
    手数料起案者:12%(決済手数料込、税別)
    支援者:システム利用料220円(税込)
    成約資金総額200億円超
    累計プロジェクト数20,000件

    MOTIONGALLERY

    MOTIONGALLERY(モーションギャラリー)は、クリエイターの資金調達に強いクラウドファンディングサイトです。

    映画、アート、写真、音楽、演劇、ダンス、アニメ、ゲームなど、クリエイティブなプロジェクトカテゴリが充実しています。

    アメリカのクラウドファウンディングサイト「Indiegogo」と業務提携を結んでいるため、海外進出や国際プロジェクトを実施したいクリエイターにもオススメです。

    種類購入型
    手数料起案者:10%(決済手数料込、税別)
    成約資金総額50億円
    累計プロジェクト数4,000件

    GREEN FUNDING

    GREEN FUNDING(グリーンファンディング)は、TSUTAYAや蔦屋書店を展開するCCCグループ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)のクラウドファンディングサイトです。

    ガジェットや映画、出版に音楽など、多彩なジャンルのプロジェクトをサポートしています。成功率を重視しており、リピート率は81%に達しています。

    種類購入型
    手数料起案者:20%(決済手数料込)
    支援者:システム利用料220円事務局手数料220円(税込)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    ENjiNE

    ENjiNE(エンジン)は、株式会社Relicが運営する購入型のクラウドファンディングサイトです。

    家電やコスメ、ゲームジャンルに強く、プロジェクト成功率は80%を超えています。

    LINEの公式パートナーなので、LINEユーザーにプロモーションを展開してリーチすることが可能。日本経済新聞社の「未来ショッピング Powered by ENjiNE」にも同時掲載できます。

    種類購入型
    手数料起案者:15%(決済手数料別)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    未来ショッピング(日経)

    未来ショッピングは、日本経済新聞社が運営しているクラウドファンディングサイトです。

    企業のイノベーション促進と地域活性をスローガンに掲げており、雑貨やガジェット、街づくりなどさまざまなプロジェクトを展開しています。

    同社が運営している「NIKKEI STYLE」と「日経電子版」にリーチできるほか、日経電子版会員の約340万人に向けて発信できる宣伝力の強いプラットフォームです。

    種類購入型・寄付型
    手数料
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    muevo

    muevo(ミュエボ)は、音楽関連のクリエイター支援に特化した購入型クラウドファンディングサイトです。

    シンガーソングライターのアルバム制作やMV制作など、音楽活動を支援するプロジェクトが多く掲載されています。

    ボーカロイドのライブやアイテム制作も多く掲載されており、多くのアーティストが多様性のあるプロジェクトを展開しています。

    種類購入型
    手数料起案者:20%(決済手数料込、税別)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    ACT NOW

    ACT NOW(アクトナウ)は、地域活性化と自己実現をテーマに掲げた北海道発の購入型クラウドファンディングサイトです。

    プロジェクト掲載にかかる手数料が10%(決済手数料込、税別)と、一般的なクラウドファンディングサイトよりも低く抑えられているのが大きな特徴です。

    種類購入型
    手数料起案者:10%(決済手数料込、税別)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    kibidango

    kibidango(きびだんご)は、2013年にサービスが開始された購入型クラウドファンディングサイトです。

    プロジェクトの成功率が80%以上と非常に高く、さまざまな分野に精通するプロがプロジェクトをサポートしています。

    手数料は業界最低水準の10%となっており、初めての方でも利用しやすいプラットフォームです。

    また、GREEN FUNDINGと同時開催もできるため、両プラットフォームのユーザーに訴求ができます。

    種類購入型
    手数料起案者:10%(楽天ペイ利用分は14%、決済手数料込、税別)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    わらかどひろば

    「わらかどひろば」は、関西みらいファイナンシャルグループの関連会社が運営する購入型クラウドファンディングサイトです。

    「笑う門には福来る」がサイト名の語源。「実現したいこと」にチャレンジする企業をサポートして、関西の経済発展を目指しています。

    起案者は、関西みらい銀行またはみなと銀行と取引のある企業が対象。クラウドファンディングサイト「ENjiNE」に同時掲載できるので、幅広い層へのアプローチが可能です。

    種類購入型
    手数料起案者:審査手数料2,000円(税別)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    academist

    academist(アカデミスト)はアカデミスト株式会社が運営する、日本初の学術系購入型クラウドファンディングサイトです。

    「開かれた学術業界」を理想とし、研究者が活躍しやすい仕組み作りを目指しています。一般的な支援方法(スポット支援型)のほか月額支援型があり、継続的な支援が可能。

    研究者にとっては研究費獲得のほか民間企業との関係構築ができ、企業にとっては研究者と接点を持てるメリットがあります。

    種類購入型・寄付型
    手数料起案者:スポット支援型20%、月額支援型10%(決済手数料込)
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    Creema SPRINGS

    Creema SPRINGS(クリーマスプリングス)は株式会社クリーマが運営する、クリエイターの創造的な活動を応援することに特化したクラウドファンディングサイトです。

    月間訪問者数3,000万人超の同社のハンドメイド通販「Creema」ユーザーにも同時アプローチできるため、多くの人にアピールできます。

    プロジェクト成立後は「Creema」や直営店舗、イベントでの販売が可能。販路に悩まなくていいのが魅力です。

    種類購入型・寄付型
    手数料起案者:20%(決済手数料込)
    支援者:なし
    成約資金総額
    累計プロジェクト数

    For Good

    For Good(フォーグッド)は株式会社ボーダレス・ジャパンが運営する、社会をより良くするためのプロジェクトに特化したクラウドファンディングサービスです。

    最大の特徴は、プロジェクト起案者の手数料負担が「0円」であること。余分な負担がないので、誰でも気軽に利用できます。

    成功率を上げたい方や、初めてで不安な方は「いっしょプラン」がおすすめです。企画から広報まで専任担当者のサポートがあり、利用者の80%以上がプロジェクトに成功しています。

    種類購入型・寄付型
    手数料起案者:0円(じぶんプランの場合)、7%(いっしょプラン)
    支援者:システム利用料200円+決済手数料5%
    成約資金総額2.1億円(サービス開始から9ヶ月間で)
    累計プロジェクト数262件(サービス開始から9ヶ月間で)

    融資(貸付)型クラウドファンディングサイトの比較一覧

    融資(貸付)型クラウドファンディングは、ソーシャルレンディングとも呼ばれており、出資者側は主に資産運用を目的として利用しています。

    クラウドファンディングのなかではハイリスク・ハイリターンの部類に入るので、元本割れする可能性もあります。

    プラットフォームの情報は2024年1月に弊社独自で調べたものです。最新情報は各プラットフォームでご確認ください。なお、起案者の手数料がプラン別で異なる場合は価格の安いほうを記載しています。

    Crowd Bank

    Crowd Bank(クラウドバンク)は、日本クラウド証券が2013年に運営開始した融資型クラウドファンディングサイトです。2023年3月時点での融資元本回収率は100%。

    楽天IDと連携すると楽天ポイントが付与されるので、楽天をよく利用する方にはとくにオススメです。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り5.80%(実績)
    最低投資額1万円
    累計応募金額約2,212億円

    Bankaers

    Bankaers(バンカーズ)は、株式会社バンカーズが運営する融資(貸付)型のクラウドファンディングサイトです。

    「その投資は、日本の未来へ」を哲学にしたプラットフォームを目指し、2020年12月から運営をスタートしています。

    ファンドはバンカーズ独自の5段階評価でリスク開示されており、出資後も継続してレポートが公開されます。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り1.84~6.00%(予定)
    最低投資額1万円
    累計応募金額約100億円超

    Funds

    Funds(ファンズ)は、融資(貸付)型クラウドファンディングサイトです。

    各ファンドには事前に予定利回りと運用期間が決められているため、投資後は相場変動を気にする必要がありません。

    最低投資額が1万円のサイトが多いなか、Fundsは1円から投資できるのが大きな特徴です。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り2.09%(予定)
    最低投資額1円
    累計応募金額約347億円

    オルタナバンク(旧SAMURAI FUND)

    オルタナバンクは、SAMURAI証券が運営する融資(貸付)型のクラウドファンディングサイト。一般の投資家がアクセスできない世界中の資産が投資対象です。

    第一種金融商品取引業者がサービス運営しており、貸付型ファンドの元本償還実績も100%なので安心感があります。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り3.75〜8.00%(予定)
    最低投資額1万円
    累計応募金額

    CROWD CREDIT

    CROWD CREDIT(クラウドクレジット)は、海外向け商品に特化している融資(貸付)型のクラウドファンディングサイトです。

    グローバルな資金の需要と供給を繋いでいるため、高い利回りの商品が多い傾向にあります。新興国や南米、欧州のファンドが多く、運用期間は比較的中長期スパンなのが特徴。

    なお、一部のファンドで貸付金元本の返済延期や分配および償還に遅延が発生しています。ハイリスクな案件が一定数ある点には注意が必要でしょう。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り6.10〜9.8%(予定)
    最低投資額1万円
    累計応募金額約489億円

    AG クラウドファンディング

    AGクラウドファンディングは、貸金業の実績豊富なアイフルグループが運営している融資(貸付)型のクラウドファンディングサイトです。

    1円から投資可能なので、気軽に始められるのが特徴。なお、運用されているファンドは、親会社であるアイフルのローン商品が中心です。

    運用期間は半年から1年以内が多いので、市況変動による影響は受けにくいでしょう。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り
    最低投資額1円
    累計応募金額

    LENDEX

    LENDEX(レンデックス)は、不動産分野中心の融資(貸付)型クラウドファンディングサイトです。案件の主な用途は、不動産購入資金やリフォーム資金、事業運営資金などです。

    案件の一部分に担保を設定しているため、返済遅延や貸し倒れリスクに対する低減効果があります。運用期間は1年以内の短期投資ファンドが中心です。

    なお、LENDEXは、不動産投資型クラウドファンディングではなく、融資(貸付)型です。不動産投資型と不動産投資型の違いは以下のとおり。

    • 融資(貸付)型:「貸付利息」が投資家に還元される
    • 不動産投資型:「家賃収入や売却益」が投資家に還元される

    不動産投資型も後ほど紹介しますので、ここで違いを押さえておきましょう。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り6.00~10.00%(期待利回り)
    最低投資額ファンドにより異なる
    累計応募金額約305億円

    Pocket Funding

    Pocket Funding(ポケットファンディング)は、沖縄の不動産案件をメインに取り扱いしている融資(貸付)型のクラウドファンディングサイトです。

    厳格な審査に合格した優良案件のみ掲載しており、これまで貸し倒れはありません。保全力の高い軍用地案件など、沖縄ならではの投資商品があるのも魅力のひとつでしょう。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り
    最低投資額1万円
    累計応募金額約57億円

    Funvest

    Funvest(ファンベスト)は、大和証券とクレディセゾンのグループ会社「Fintertech株式会社」が運営する融資(貸付)型のクラウドファンディングサイトです。

    東証一部上場企業の関連会社のため、厳格な審査体制が特徴。国内だけでなく、海外案件の取り扱いもあります。

    種類融資(貸付)型
    平均利回り
    最低投資額ファンドにより異なる
    累計応募金額

    不動産投資型クラウドファンディングサイトの比較一覧

    不動産投資型は、不動産投資を目的に資金を募り「家賃収入や売却益」を投資家に還元するクラウドファンディングです。

    運用期間中は換金できないケースが多いので、余裕資金で運用しましょう。

    プラットフォームの情報は2024年1月に弊社独自で調べたものです。最新情報は各プラットフォームでご確認ください。なお、起案者の手数料がプラン別で異なる場合は価格の安いほうを記載しています。

    えんfunding

    えんfunding(エンファンディング)は、30年以上の実績を持つ総合不動産デベロッパー「株式会社えんホールディングス」が運営する不動産投資型クラウドファンディングサイトです。

    取り扱いファンドは、福岡を中心とした人気のデザイナーズマンションが対象。優先劣後方式を取り入れているので、投資家のリスクが低減されます。

    優先劣後方式とは、万が一想定していた利益が得られなかった場合に投資会社がリスクを被り、投資家に優先して収益を分配する方式のことです。

    種類不動産投資型
    平均利回り4~9 %(2022/3月時点予定分配率)
    最低投資額1万円
    累計応募金額

    大家どっとこむ

    大家どっとこむは、株式会社グローベルスが運営している不動産投資型クラウドファンディングサイトです。

    少額投資が可能なほか、収益不動産の処分価値が担保されるため、元本割れリスクを低減できます。また、優先劣後方式によってさらに投資家のリスクを低減します。

    種類不動産投資型
    平均利回り
    最低投資額1万円
    累計応募金額

    CREAL

    CREAL(クリアル)は「新しい時代の不動産投資」がコンセプトの不動産投資型クラウドファンディングサイトです。

    空室リスク対策として、賃料収入が保証される「マスターリース契約」をおこなっています。また、売却時の損失リスクには「優先劣後方式」を取り入れて対策しています。

    マンションを中心とした取り扱いファンドは、4.0%を超える利回りの投資案件が多いのが特徴です。

    種類不動産投資型
    平均利回り4.0~5.5 %(想定利回り)
    最低投資額1万円
    累計応募金額約200億円超

    OwnersBook

    OwnersBook(オーナーズブック)は、東証プライム上場企業である「ロードスターキャピタル株式会社」の100%子会社が運営するクラウドファンディングサイトです。

    投資タイプは不動産投資型(エクイティ型)と、貸付型(ソーシャルレンディング)の2種類あります。

    どちらのタイプも不動産取引のエキスパートが厳選した案件を取得し、外部評価も得たうえで掲載しています。

    種類不動産投資型・融資(貸付)型
    平均利回り
    最低投資額貸付型:1万円
    不動産投資型:ファンドにより異なる
    累計応募金額貸付型:約369億円
    不動産投資型:約5億円

    COZUCHI

    COZUCHI(コヅチ)は、LAETOLI株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサイトです。前身となる「WARASHIBE」から、2021年に全面リニューアルをしてCOZUCHIに名称変更しました。

    ファンドはホテルやリゾート開発、一棟マンションに一棟ビルなど、さまざまな種類があります。他社と比較して、売却時の損失リスクに備える優先劣後の割合が高いのが特徴です。

    種類不動産投資型
    平均利回り10.0 %超(実績)
    最低投資額1万円
    累計応募金額約200億円超

    TECROWD

    TECROWD(テクラウド)は、新興国の発展に投資できる不動産投資型クラウドファンディングサイトです。海外不動産ならではの高利回り商品が多く、平均想定年利は8%以上あります。

    投資家が安心して投資できるように「優先劣後方式」「分別管理体制」「円建てでの取引」といったリスク回避対策をおこなっています。

    最低投資額は「10万円から」と、他社より高めなので注意しましょう。

    種類不動産投資型
    平均利回り8 %以上(想定年利)
    最低投資額10万円
    累計応募金額約50億円超

    利回りくん

    利回りくんは、米国ナスダック市場上場会社である株式会社SYLAが運営する不動産投資型クラウドファンディングサイトです。

    社会貢献や地域創生をコンセプトに掲げており、保護犬・猫 共生型グループホームといった案件もあります。

    楽天IDと連携するとログイン時や出資時、誕生日、紹介時に楽天ポイントが付与されるので、楽天経済圏の方にとってはとくに魅力的なサイトでしょう。

    種類不動産投資型
    平均利回り4.2%(想定利回り)
    最低投資額1万円
    累計応募金額

    BATSUNAGU

    BATSUNAGU(バツナグ)は、株式会社リムズキャピタルが運営している不動産投資型クラウドファンディングサイトです。

    地方創生や地域活性化を目指しており、オフィスビルや商業施設、古民家再生といったさまざまな不動産に投資できるのが魅力。

    優先劣後方式が採用されているので、投資家のリスク低減が期待できます

    種類不動産投資型
    平均利回り
    最低投資額1万円
    累計応募金額

    株式投資型クラウドファンディングサイトの比較一覧

    株式投資型クラウドファンディングを利用すると、非上場会社の株式を手軽に購入できます。

    ただし、非上場の株式は上場株式と比べるとリスクが高いため、1社あたりの投資額は年間最大50万円までに制限されています。

    ハイリスク・ハイリターンの投資方法なので、元本割れする可能性があることを理解したうえで運用しましょう。

    プラットフォームの情報は2024年1月に弊社独自で調べたものです。最新情報は各プラットフォームでご確認ください。なお、起案者の手数料がプラン別で異なる場合は価格の安いほうを記載しています。

    CAMPFIRE Angels

    CAMPFIRE Angels(キャンプファイヤーエンジェルス)は、CAMPFIREグループが運営する株式投資型クラウドファンディングサイトです。

    最低投資金額はプロジェクトによって変動があるものの、おおむね10万円程度から投資ができます。

    公開されているプロジェクトは企業のインタービュー動画など情報量が多く、投資判断しやすいのが魅力です。

    種類株式投資型
    手数料投資家:無料※振込手数料は自己負担
    事業者:逓減手数料率制
    最低投資額約10万円
    累計応募金額

    FUNDINNO

    FUNDINNO(ファンディーノ)は、日本で初めてできた株式投資型クラウドファンディングサイトです。

    株式投資型としては国内最大手のサイトで、大きなリターンを生み出した実績も数件あります。

    取り扱いのある業種は、芸術に衣料やファッション、教育にIT、宇宙などさまざま。未上場株の売買ができるサービス「FUNDINNO MARKET」があるのも魅力の1つです。

    種類株式投資型
    手数料投資家:無料※振込手数料は自己負担
    事業者:初回20%(税別)
    2度目以降15%(税別)
    最低投資額約10万円
    累計応募金額約96億円

    Unicorn

    Unicorn(ユニコーン)は、東証グロースに上場している株式会社ZUUの関連子会社が運営する株式投資型クラウドファンディングサイトです。

    AI技術を活用した案件が多く、アイデア豊富なスタートアップ企業に投資できます。

    経験豊富なIPOのプロが多く在籍しているので、事業者は心強いサポートを期待できるでしょう。

    種類株式投資型
    手数料投資家:無料※振込手数料は自己負担
    事業者:20%(税別)
    最低投資額約5万円
    累計応募金額

    イークラウド

    イークラウドは、イークラウド株式会社が運営する株式投資型クラウドファンディングサイトです。

    ベンチャーキャピタルでの投資に精通したプロが企業を厳選。また、大和証券グループとの連携体制も、投資家にとっては安心材料になるでしょう。

    案件の業種はバイオに医療、飲食に地方創生など、さまざまな分野の取り扱いがあります。1件あたりの平均調達額は約3,400万円で、この数字は業界最高水準です。

    種類株式投資型
    手数料投資家:無料※振込手数料は自己負担
    事業者:5,000万円以下:20%(税別)
    5,000万円超:15%(税別)
    最低投資額案件により異なる
    累計応募金額約3.4億円(2022年1月時点)

    AngelNavi

    AngelNavi(エンジェルナビ)は、エンジェルナビ株式会社が運営する株式投資型クラウドファンディングサイトです。

    同社は、SBIグループの子会社が運営していた「GEMSEE Equity」を譲り受け、2021年9月に「AngelNavi」に名称変更しています。

    2021年末からは、元トップ・リサーチアナリストの米島慶一氏をパートナーに迎えて、ベンチャー企業への支援強化を図っています

    種類株式投資型
    手数料投資家:無料※振込手数料は自己負担
    事業者:15%(税別)
    最低投資額
    累計応募金額

    ファンド(事業投資)型クラウドファンディングサイトの比較一覧

    ファンド型は「事業投資型」とも呼ばれており、特定の事業やサービス、プロジェクトに対して投資をおこない、投資家に事業収益を分配する仕組みのクラウドファンディングです。

    事業者のアイデアやプロジェクトに直接応援できるため、共感できるプロジェクトを選べる点が大きな特徴でしょう。

    プラットフォームの情報は2024年1月に弊社独自で調べたものです。最新情報は各プラットフォームでご確認ください。なお、起案者の手数料がプラン別で異なる場合は価格の安いほうを記載しています。

    セキュリテ

    セキュリテは、ミュージックセキュリティーズ株式会社が運営するファンド型クラウドファンディングです。

    各地域で抱えている問題を解決するための事業や、社会的な課題解決を図るための事業など、社会貢献に関わる事業がメインです。

    ファンド審査ではSDGsを評価項目の1つとして採用しています。

    種類事業投資型
    手数料
    最低投資額
    累計応募金額約114億円

    Sony Bank GATE

    Sony Bank GATE(ソニーバンクゲート)は、ソニー銀行株式会社が運営するファンド型クラウドファンディングサイトです。

    ソニー銀行が取り扱い事業の審査とモニタリングをおこなうため、信頼度の高いプラットフォームだといえるでしょう。

    取引をする際にはソニー銀行の口座開設が必須になりますが、投資家側の手数料が無料なのは大きなメリットです。

    株主優待のような「出資特典」が付いているファンドがあるので、投資する際は確認してみましょう。

    種類事業投資型
    手数料投資家:無料
    最低投資額ファンドにより異なる
    累計応募金額

    「【2024年最新】クラウドファンディングサイトをタイプ別に徹底比較!おすすめサイトは?」のまとめ

    クラウドファンディングには、非投資型に分類される購入型と寄付型の2種類に加えて、投資型に分類される融資(貸付)型・不動産投資型・株式投資型・ファンド(事業投資型)があります。

    投資分類によってリターンや資金調達の仕組みが変わるため、利用する前に必ず確認しましょう。なお、​​クラウドファンディングサイトを比較する際には、利用手数料や資金調達の実績、得意分野なども考慮して比較するのがオススメです。

    『合同会社あおに』では、豊富なクラウドファンディング支援実績を活かした「30分無料オンラインミーティング」を実施しています。またプロジェクトを実行したい企業様のために、伴走支援もおこなっております。

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