ホームページをまたまた変更。ホームページは生モノなのだ。

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    あなたはホームページを作成したらどうしていますか?

    個人や企業にもよると思いますが、ほとんどがそのまま放置ではないでしょうか。
    経験上、放置されたサイトをたくさん見てきました。未だにレスポンシブ対応になっていないサイトがちらほらありますし。

    わたしはというと…、毎月どこかを変えています。この記事を書いた日はTOPバナーを変えました。
    前提としてホームページを何かしら変えなさいという意味ではありません。

    では、なんでこんな記事を書いたのか?疑問になりますよね。
    ただただ一言、ホームページも生きているということを伝えたいだけです。

    目次

    知識がなければ知らないのは当然

    私は地方で仕事をしているのですが、クライアントの多くがインターネット関連のことをあまり理解されていません。
    昔よりかは、インターネットを使ったビジネスの重要性が深まっていますが、それでもやはりまだまだと感じます。

    自社のホームページはまったく更新されておらず。そもそも誰が管理していて、どこと契約しているかもわからない。
    ホームページをリニューアルしたけど社内のほとんどが知らない。これが実情です。

    なぜこんなことが起きているのか。それは簡単でした。
    そもそもの知識がないから何をすればいいかわからない。ただそれだけです。
    当たり前のようなことですが、これってインターネットだけの話ではないんです。

    例えば、私は10年前に盆栽をモチーフにした写真作品を制作しました。盆栽は日本独自の文化ですが、日本の市場は年々下がっています。しかし、フランスなどの海外では盆栽の市場が上がっており、埼玉県の盆栽町には毎年多くの外国人が訪れています。

    そもそもなぜ日本の市場が減っているのか。その理由を私なりに考えると1つ浮かび上がったことがあります。
    それは、『盆栽の見方を知らない』です。

    見方を知らなければ、盆栽の魅力なんてわかるはずもありません。では見方を知らないのはなぜか、それは親から教わらなくなったからではないかと考えました。

    国民的アニメである『サザエさん』にでてくる波平さんの趣味は盆栽です。カツオが盆栽を割ってしまい怒られるというシーンでたまにでてくるような気がします。

    実はあれはとても重要なことではないかと感じています。要は親が盆栽を大切にあつかっているから、自然と子どももそこに触れる。ここから盆栽のことを知るキッカケになるんだと。

    でも実際、サザエさんのような家庭がどれくらいあるのか。残念ながら私の家にはそんなものはありませんでした。
    このことから、国内での盆栽の需要が減ったのは興味がなくなったのではなく、ただただ知らない=教育されなくなったのだと思っています。

    余談ですが、これを社会課題としてとりあげ、それを英語にし写真作品をイタリアの賞に出したところ、そこそこいい賞をいただきました。(お城でレッドカーペット歩くようなぐらい)

    話は戻って、インターネットも盆栽と同じ理由ではないかと感じています。
    盆栽は親からでしたが、インターネットは子から。つまりデジタル世代がアナログ世代に知識を共有する。上から目線のようになってしまいますが、お互い教育する必要があると思っています。

    ホームページは畑と同じ

    私はホームページの大切さを説明するときに畑を使って説明します。

    ホームページを作成した=畑を作ったと同じ状態です。
    では、質問です。畑を作ったら何をしますか?

    土を耕したり、養分を与えたり、作物が育ちやすい環境を整えるのではないでしょうか。これをホームページに置き換えると、UX(ユーザーエクスペリエンス)なんじゃないかなと勝手に思ってます。

    ここで勘違いしてほしくないのですが、UX=おしゃれではないです。ホームページに訪れる方が行動しやすいようにすることがまず最低限やるべきことだと考えています。

    ホームページを作成するとなぜかほとんどの方がおしゃれに作ろうとします。おしゃれに作ることは悪くありません。でも大切なのはホームページに訪れる方が行動しやすいことだと思うのです。以外と普通が一番だったりするんです。そもそも予算ないのにおしゃれに作る必要あるのか?と本音もいれときます。

    話は戻って、畑の状態を整えたら作物の種を植える。これがウェブでいうところの、コンテンツを作成するではないかと。種を植えただけでは作物は大きく育ちません。水やりや害虫駆除、想像以上に手間暇かかります。コンテンツ制作も同じなんです。みんなに読んでもらえるコンテンツを作るには、リライトやSEO対策といった手間暇かかるんです。

    そして時間をかけて実った作物が出荷されてお金になる。これがコンバージョンではないでしょうか。コンバージョンとは成果です。これを達成したいという目標みたいなものです。畑で作物を作って食べたり売ったりする。これも畑を基準にすればコンバージョンだと思います。

    わからない、知らない、お金がないならホームページを大切に

    コンテンツやリライト、SEO、コンバージョンとウェブでお金を稼いでいれば当たり前の言葉ですが、日常では絶対に使わない単語です。そんなものクライアントに通じるわけがない。でも、クライアントと話をしていると、難しい言葉をつかわれてきて、政治家がなにいってるかわからないのと同じような世界になっているんじゃないかと日々感じます。

    もっというと知らないからこそ得をしているのか、損をしているのかわからない。そんな状態なんだと。

    これから地方を活性化していくにはインターネット技術は必要です。でも地方で仕事をするとわかりますが、インターネットに投資する、つまり広告費なんてほとんどありません。いや、ほんと。ないです。

    だから広告なんてやってはだめだと私は思ってます。やるなら広報をしなさいと勧めます。広報はお金があまりかからないから。(時間はたっぷり必要です…)では広報で何をすればいいの?それはホームページを更新することです。

    生きているホームページが残る

    そう。なぜ私はホームページを更新しているか。それは広告費がないからです。でも私という人物を知ってもらわないと仕事なんかきません。広告できないなら広報するしかない。広報するのであれば時間はかかるけど、地道に宣伝活動をするしかない。

    地道な活動をどこでするか、それこそホームページです。ホームページを耕して栄養も与えていい作物を作る。これこそが誰でもできることです。

    しかし、冒頭でも言ったとおり、ホームページをずっと放置されているのが現状です。だからこれからは生きているホームページを作っている人が残る時代だと思います。私の考えが正解かどうかはわかりませんが、少なくとも動いていないホームページよりかは動いている方がいいです。

    ただその理由を地方で伝えることが一番必要。そしてそれを伝えられるのはデジタル世代だと思います。
    ホームページは生モノだ!とわけわからないこと言っているかもしれませんが、少なくとも私が関わるクライアントにはその意味を感じてもらえるように明日もがんばります。

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