選択と決断の時代に。あふれるツールに追われる私たち。

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    時代の変化に追われる日々、
    テクノロジーの進化は目まぐるしく、
    そのスピードに追いつくのは本当に大変です。

    毎年発表される新しいツールやデバイス、アプリケーション。

    その数は年々増え続け、
    2024年には14,106種ものマーケティングテクノロジーツールが
    あると報告されています。

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    引用元:2024 Marketing Technology Landscape Supergraphic — 14,106 martech products (27.8% growth YoY)

    選択肢が多いのは嬉しいことですが、
    その一方で「どれを選べばよいのか」と悩んでしまい、
    あれもこれも取り入れなきゃ…と悩むことも少なくありません。

    地方の中小企業とお話をしていると、
    「とりあえず何かを試してみよう」という姿勢で、
    新しいツールに挑戦されてることが多々あります。

    しかし、その結果として得られたのは、
    効果がよくわからないまま時間とお金を使い続けてたというお悩みでした。

    これは、手段が目的化してしまっているためです。

    14,000種以上のツールの中から、
    本当に効果的なものを見つけるのは、まるで宝探しのよう。

    だからこそ、私がいつも心がけているのは、
    「誰に、何を伝えたいのか」という
    コミュニケーションの核心です。

    誰とどんな関係を築きたいのか、
    その関係性を最大限に活かすには何が必要なのか。

    その関係性が見えたあとに、
    手段を選ぶのが一番リソースがかからない方法ではないでしょうか。

    結局のところ、
    ツールはあくまで手段であり、目的ではありません。

    新しいツールを学ぶことに悩むよりも、
    まずは「選択」と「決断」を大切にして、
    本当に必要なツールだけを取り入れていくことが大切だと私は考えています。

    そうすれば、テクノロジーの波に乗り遅れることなく、
    効果的なマーケティング活動ができるはずです。

    「何を、誰に、どのように伝えるか」をしっかり見極めて、
    その上で最適なツールを選ぶ。

    このプロセスこそが、
    これからの時代におけるマーケティング活動の鍵を握るのではないでしょうか。

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