シチュエーションに適した最小限のお金とカードがあればいい。そんな要望を叶える。
TPOを選ばず使える、スリムでコンパクトなラウンド型長財布「セカンドウォレット」
ご依頼内容:
企画制作一式(ディレクション・撮影・デザイン・コピーライティング)
ヤマコレ様は『財布の中をスッキリ収納! “極薄”革製のカードホルダー「PLUCA 12」』での経験を活かし、次はお客様の要望を叶えた商品を製作されました。
クラウドファンディングではその需要があるかを、マーケティングとして活用されました。個人での挑戦は2回目になります。
1回目とは違いサポーターとの繋がりがある2回目をどのように構築するか。弊社でも初めての試みだったのでその点も踏まえてお話いたします。
プロジェクトについて

『お客様の要望を叶える』
普段使いするメインの財布ではなく、オフタイムや催事の折にサブの財布があれば。
- スリムでコンパクト
- ラウンド型長財布なのに小銭入れがついている
- カードの出し入れがしやすいなど
シチュエーションに適した最小限のお金とカードがあればいい。そんな要望を叶える、ポケットとともに生き方まで軽くなるような財布を実現されました。
制作の考え方
商品の特徴を伝えることは簡単です。しかし、なぜそれが必要かを感じさせなければ、その特徴は伝わりません。
事業者がなぜそれを製作することになったのか。
そのような考え方を冒頭に置くことにより、商品ひとつ1つの特徴を自身の生活に照らし合わせて必要性を導きました。
今回のポイント!
また機能性ではGIFを使うことにより、写真で伝えきれない使いやすさの動きを動画も用いて訴求しました。
ここでよく質問されるのが、YouTubeの埋め込みです。結論から申し上げると「GIF」をおすすめいたします。
YouTubeも動画なので問題ありませんが、GIFとの大きな違いは「再生ボタンを押さない」ことにあります。
例として「Amazon」と「楽天」が象徴的です。Amazonでは平均3クリックで商品を購入できますが、楽天は平均6クリックです。
たった3クリックの差ですが、行動に対するストレスの違いは明確です。いかにストレスなく目的を達成するか。これがインターネットショッピングでは求められています。
もしわからない方がおられましたら、同じ商品をAmazonと楽天で購入直前まで試してください。
それと同じく再生ボタンを押すのもストレスに感じ取られます。GIFであれば自動再生やループ設定などができるため、欠点を補えます。
また静止画の中に動くものがあるれば視線誘導にもなります。したがって、YouTubeではなくGIFをおすすめしています。
ただし、GIFを掲載する場合は容量制限があると同時に長い動画には向きません。その場合は上記内容に限らないので、使い分けてください。
2回目として
1回目での支援の多くは、商品の機能性と市場ニーズのマッチでした。そこからヤマコレ様の商品は機能性の考え方で独自性を築けないかと考えました。
特に市場にあるリアルな声の悩みを解決する。そこに着目しサポーターの声を集めることを念頭におきました。
これらは3回目の挑戦に繋がりますので、また別の機会にお話いたします。
まとめ
クラウドファンディングでは264人の方にご支援いただきました。前回より数は少ないですが、1回目からのサポーターもおられ、BtoBではわからなかったお客様の声を直接聞けるようになりました。
またお客様の声から商品を開発していき、その需要をクラウドファンディングで小ロット展開し、さらに改良を重ねるといったビジネスモデルに移り変わられます。
クラウドファンディングはお金集めでだけでなく、お客様の声を聞ける。そのような使い方を知る機会になったプロジェクトでもあります。