ストーリーテリング

    売上を伸ばすことは多くの企業にとって最終目標ですが、そのためのブランディングやマーケティング戦略をどう組み立てればいいのかは一筋縄ではいきません。

    そこで私たちは、ストーリーテリングを通じて、企業が自身の物語を伝え、お客さまとの強い結びつきを築く方法を設計しています。

    ストーリーテリングとは何か?What is storytelling?

    簡単に説明すると、ストーリーテリングは、企業が自らのアイデンティティ「私たちは誰か」、ターゲット顧客「誰に伝えるか」、便益と独自性「何を伝えるか」、そしてそのメッセージをどのように伝えるか「どうやって伝えるか」を明確にして、お客さまの共感を生むための物語を作り上げるプロセスです。

    I

    WHO

    WHAT

    HOW

    自社のアイデンティティを定義する「私たちは誰か」

    まずは自社のアイデンティティを明確にします。これは、企業が何を大切にしているか、どんなビジョンを持っているか、そしてお客さまにどんなストーリーを伝えたいかを定義することです。

    当社を例にすると、「小さな夢物語を声にする」というビジョンのもと、「相手との背丈に合わせて、エンパシーを繋ぐ」をミッションに事業活動をしています。企業のコミュニケーション課題を解決することに重点を置いた事業を行っており、アイデンティティは、「コミュニケーションデザインを通じて企業と顧客の架け橋となる」ことです。

    ターゲット顧客を特定する「誰に伝えるか」

    次に、誰にメッセージを伝えたいのかを特定します。理想の顧客像を描くことで、その人たちが何に興味を持ち、どんな問題を抱えているのかを理解できます。

    例えば当社では、コミュニケーション(ブランディングやマーケティング)の問題に直面している中小企業やスタートアップです。これらの企業は、しばしばリソースが限られており、効果的なコミュニケーション戦略の構築に苦労しています。

    独自性と便益を明確にする「何を伝えるか」

    提供する製品やサービスがお客さまのどんな価値を満たすのかを考えます。プロダクトの便益や独自性がお客さまの生活にどう役立つかを伝えることです。

    当社の一例として、便益は「コミュニケーションの最適化」、独自性は「包括的なコミュニケーションデザイン支援」となります。

    ただし注意点として、ターゲット顧客が変われば独自性と便益も必ず変わります。便益と独自性とつながる価値は1つだけとは限りません。

    メッセージの伝え方を決める「どうやって伝えるか」

    最後に、どのようにしてメッセージを伝えるかを考えます。LP、Web広告、SNS、SEO、クラウドファンディングなど、様々な手段を駆使して、ストーリーを効果的に伝える方法を選ぶためです。

    事例をあげると、当社のメディアではクラウドファンディングに関する記事をあげており、クラウドファンディングのSEO対策を実施しています。


    企業はプロダクトを売るのではなく、お客さまとの深い関係を築き、共感につなげることができます。

    ブランディングやマーケティングは複雑で、成功の保証はありませんが、ストーリーテリングを通じて、企業の便益と独自性を伝え、お客さまとのつながりを強化することで、中長期的な成長を目指しています。

    あおにの考えAONI thoughts

    マーケティングやブランディングは、一つの正しい答えがあるわけではありません。企業には異なる目標や市場があるため、最適な戦略も人それぞれです。大事なのは、ただ流行りに乗るのではなく、自分たちの話を一番聞いてほしい人たちに、どうやったらしっかり伝わるかを考えることではないでしょうか。

    例えば、クラウドファンディングを始めたいと思ったとしても、

    • 応援してくれそうな人たちが何を大切にしているのか、
      応援がどこで必要と感じたかを理解していますか?
    • 自分たちの活動や目指していることを彼らにしっかり伝えることができていますか?
    • あなたやあなたのプロダクトの関係性をわかりやすく説明できていますか?

    これらの質問に自信を持って答えられないなら、クラウドファンディングを始める前に、相手を知ることから取り組むべきかもしれません。少ない労力で大きな成果を出すために、相手を理解することはとても大切です。

    どんな手段を選ぶかというよりも、今の自分たちにできることの中で、最も効果的な方法を見つけませんか。ブランディングやマーケティングが成功するかどうかは、手持ちのリソースをどう活用し、自分たちの話を一番伝えたい人にしっかり届けられるかにかかっています。

    制作事例Works

    私たちの提案
    Our proposal

    ストーリーテリング


    • 売上をあげたい
    • 何をすべきかわからない

    ブランディングやマーケティングにはさまざまな考えや施策があります。私たちは「企業独自の物語がプロダクトの魅力を高め、お客さまとの深いつながりを築く」と考えており、コミュニケーションデザイン支援はまず、企業とお客さまの関係性の理解を心がけています。

    コミュニケーション教育


    中小企業のコミュニケーションスキルを強化するセミナーやワークショップを提供します。内容としては、生成AI ChatGPTを活用したわたしらしい強みの表現向上や、「私は誰に対して何をどのように伝える」を軸とした、マーケティングやブランディングの考え方を学び内製化につなげます。これらのワークショップは、社内コミュニケーションの改善はもちろん、お客さまやパートナー企業との関係構築にも役立ちます。

    コンテンツ制作


    中小企業向けにウェブサイト、撮影、デザイン、映像コンテンツの制作などを提供します。主な目的は、企業のメッセージを効果的に伝えることです。サービスには、ウェブサイトやLPのデザイン、クラウドファンディングやソーシャルメディア戦略の策定、撮影や映像のディレクションの制作などが含まれます。コンテンツは、お客さまに響くストーリーを軸とし、私らしさを強みとした制作を心がけています。